理想を現実にする!

🔧 技術的な対策一覧(Technical Security Measures)


当社では、情報資産を保護し、サービス利用者の安全を守るために、以下のような複数の技術的セキュリティ対策を導入・運用しています。
多層的な防御を重視し、外部からの不正アクセス、内部からの情報漏洩、サイバー攻撃などに対し、実践的かつ柔軟な防御体制を構築しています。

1. ファイアウォール(pfSenseによるネットワーク制御)

  • 高性能オープンソースファイアウォール「pfSense」を導入し、通信ポート・プロトコル単位で制御を実施。

  • 外部からの不正侵入の防止はもちろん、内部ネットワークのセグメント化により、リスクの分離を行っています。

2. IDS/IPS(Suricataによる侵入検知・防止)

  • ネットワーク上の通信をリアルタイムで監視し、不正な通信パターンや攻撃兆候を検知・遮断。

  • 国内外の脅威データベースを活用し、最新の攻撃手法にも対応可能です。

3. VPN(仮想プライベートネットワーク)による安全な接続

  • 外部端末からの通信には暗号化されたVPNを使用し、第三者による通信傍受を防止。

  • モバイル端末や遠隔拠点も、VPN経由で安全に社内環境にアクセス可能な体制を整えています。

4. DNSフィルタリング(pfBlockerNG/DNSBL)

  • 危険なWebサイトやマルウェア感染源となるドメインへのアクセスをブロック。

  • ジオIPブロック機能も活用し、特定の国・地域からの不正アクセスを防止しています。

5. デバイス・ネットワークの分離構成

  • モバイル端末、管理用端末、IoT機器、教育用デバイスなどを用途別ネットワークに分離。

  • 一つの端末が侵害された場合でも、他のセグメントへの波及を防ぎます。

6. ソフトウェア・ファームウェアの定期アップデート

  • 使用するOSやアプリケーション、セキュリティ機器のファームウェアに対して、定期的な更新を実施。

  • 脆弱性を突いた攻撃への耐性を維持し、常に最新のセキュリティ状態を保っています。

7. アクセスログ・監視とアラート通知体制

  • 通信やアクセスのログを取得・分析し、不審な挙動があれば即時通知。

  • 異常検知後は担当者が速やかに対応し、被害の最小化を図ります。

8. エンドポイントのセキュリティ対策

  • 使用端末にはウイルス対策ソフト、ファイアウォール、アプリケーション制御機能を搭載。

  • 万一の端末紛失・盗難にも備え、デバイスロック・リモートワイプ機能を導入しています。

安心は「見えない備え」から始まります。
当社は、ひとつの対策に依存せず、**複数の対策を重ねる“多層防御”**を徹底し、
お客様と社会の信頼に応える情報セキュリティ体制を築いてまいります。

セキュリティー情報

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ご参考にどうぞ

サイバーセキュリティー対策として有効な対策


監査ログとリアルタイム監視

  • SIEMシステムの導入
    SplunkやGraylogなどのSIEM(Security Information and Event Management)ツールを活用し、リアルタイムでログを監視します。異常な動作が検出された場合に通知を受け取るよう設定します。

  • ログイン試行の監視
    auditdを使用して、ログイン試行や権限変更の履歴を記録します。特に、/etc/audit/audit.rulesファイルをカスタマイズし、特定のイベントを監視対象に含めます。

セキュリティの知識は、安心を守る最強の盾です。

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