理想を現実にする!

目次

    物件ごと守る、新時代のオフィスセキュリティ。
    ドッグラン付きセキュアオフィスの“物理的防犯対策”をご紹介します。■ 万が一にも備える、リアルな防犯設計

    当施設では、「犬と安心して働ける」環境を守るために
    建物そのものに高度な物理セキュリティ対策を施しています。
    単なる監視カメラだけでなく、停電・侵入・不審者への複層的な対策が施されているのが特徴です。

    ◆ 設置済み防犯設備(実際の構成)

    1. 防犯カメラ7台(高解像度・広角タイプ)

    • 敷地全体を常時モニタリング

    • 死角を作らない配置で、出入口・通路・ドッグラン周辺をすべてカバー

    2. センサーライト5台(夜間自動点灯)

    • 人の動きを感知して即点灯

    • 犬にもやさしい色温度を採用しつつ、不審者への視覚的威圧効果も強い仕様

    3. ALSOK(アルソック)連動型セキュリティシステム

    • ドア開閉異常をリアルタイムで検知

    • 即時通報+ALSOKの警備対応

    • 停電時でも動作するよう、非常電源対応済み

    4. 防犯ガラス(複層構造)採用

    • 衝撃・こじ開け・打ち破り対策に優れた特殊ガラス

    • 建物外周・個室部分の窓にはすべて対応済み

    5. ピッキング対策付き高性能鍵(Royal★Guard)

    • いわゆる“ディンプルキー”の中でも複雑構造でピッキング困難なタイプ

    • 合鍵複製防止にも配慮

    ■ 停電にも強い、「止まらない防犯」

    • Starlink衛星回線 + 蓄電池 + 防犯機器自立電源
      → 万一の停電時でも、カメラ・アラート・センサーは作動し続けます。
      → 外部との通信も完全には途切れないよう設計されています。

    ■ 信頼される防犯は、"顔が見える仕組み"から。

    「なにかあってから考える」のではなく、
    「なにかが起きないようにする」ための備えを。

    犬たちを守るために、そしてこの空間を選んでくださる皆様のために、
    私たちは物件ごと「防犯仕様」に仕上げています。

    ◆ 設備参考価格の目安(導入費用例)

    項目導入数費用目安(合計 200万円以上)

    防犯カメラ(高性能7台)7台約30万円前後
    センサーライト5台約5〜8万円
    ALSOKセキュリティ一 月額+初期費用込み 約10〜15万円前後(初期)
    防犯ガラス+窓回収工事全窓約50万円前後
    特殊シリンダー鍵各出入口約10万円

    その他オンラインセキュリティー設定 100万円相当

    セキュリティーチェックの重要性

    セキュリティーチェックの重要性が高まる中、以下のステップを実施することで、システムをより安全に保つことができます。これらの手順は、システムの脆弱性を検出し、不要なアクセスやプログラムを除去するための基本的な方法です。

    1. chkrootkitのインストールと実行

    chkrootkitは、システム内に存在する可能性のあるルートキット(不正なシステム改ざんツール)を検出するためのツールです。まず、システムにインストールし、その後実行することで、ルートキットの兆候を調べます。このツールは定期的に実行し、システムが改ざんされていないかを確認することが重要です。

    2. rkhunterのインストールと実行

    rkhunter(Rootkit Hunter)は、システム全体をスキャンし、ルートキットや不正な設定ファイル、一般的なセキュリティリスクを検出するツールです。インストール後に実行し、システムに潜む潜在的な脅威をチェックします。システムの変更やパッケージのインストール後に再度実行することで、システムの安全性を確認できます。

    macOSでのrkhunter利用の制限

    • rkhunterは主にLinux向けに開発されており、macOSでの動作には制限がある場合があります。

    • 代替ツールの検討:macOS向けのセキュリティツールの使用をおすすめします。

      • Malwarebytes for Mac

      • ClamXAV

      • KnockKnock

      • BlockBlock

    3. ファイアウォールの確認

    ファイアウォールの設定を確認し、不要なポートやサービスが開いていないかを確認することが大切です。ufwiptablesを使用して、外部からのアクセスをブロックし、必要なサービスのみが通過するように設定を行います。ファイアウォールは、外部の攻撃からシステムを守る重要な防御手段です。

    4. リモートログインの無効化

    不正アクセスを防ぐため、リモートログインの機能を無効化します。特に、不要な場合はSSH(リモートシェル)を無効にし、外部からのリモートアクセスを完全に防止します。SSHの設定ファイル(通常は/etc/ssh/sshd_config)を確認し、PermitRootLoginPasswordAuthenticationの設定を見直すことで、セキュリティを強化します。

    5. ネットワークインターフェースのプロミスキャスモード確認

    プロミスキャスモードは、ネットワークインターフェースがすべてのパケットをキャプチャするモードで、正当な理由がない場合はセキュリティリスクとなります。ifconfigコマンドを使用して、en2およびen3インターフェースの状態を確認し、プロミスキャスモードが有効になっていないかをチェックします。必要に応じて、インターフェースをリセット(ifconfig down/up)して、プロミスキャスモードが無効であることを確認します。

    6. 不要なアプリケーションの削除

    システムにインストールされている不要なアプリケーションやサービスは、セキュリティリスクを高める可能性があります。例えば、python3rubyAvast Secure Browserなど、現在使用していないプログラムを削除することで、セキュリティホールを減らすことができます。aptyumなどのパッケージマネージャを使用して、不要なソフトウェアを安全にアンインストールします。

    7. Wi-FiおよびEthernetの再設定

    ネットワークの安定性やセキュリティを向上させるため、networksetupコマンドを使ってWi-FiやEthernetの設定をリセットし、再設定します。この手順により、過去の設定による脆弱性や問題が解消され、ネットワークが安全に保たれます。

    8. システムログの確認

    システムログは、セキュリティインシデントを早期に発見するための重要な情報源です。dmesgsystem.logを使用して、プロミスキャスモードやその他の不審なアクティビティが記録されていないか確認します。特に、異常なネットワークトラフィックや権限変更の痕跡がないかを注視し、システムの状態を監視します。

    これらのステップを定期的に実行することで、システムのセキュリティを強化し、不正アクセスやシステムの脆弱性を未然に防ぐことが可能です。

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    さらにシステムのセキュリティを強化するために、以下の追加設定を検討することをお勧めします。これらの設定は、脆弱性を減らし、より堅牢なシステムを構築するために役立ちます。

    1. 自動アップデートの設定

    セキュリティパッチやアップデートを定期的に適用することは、システムの保護にとって非常に重要です。特に、脆弱性の修正やセキュリティ強化を目的としたアップデートが含まれている場合、これを見逃すとシステムが攻撃にさらされるリスクが高まります。自動アップデートを有効にし、システムが常に最新の状態に保たれるように設定しましょう。

    2. ファイルとディレクトリの権限管理

    システム内のファイルやディレクトリに対して適切なアクセス権限を設定することで、不正アクセスや改ざんを防ぎます。特に、重要な設定ファイルや機密データに対しては、必要最低限のユーザーだけがアクセスできるようにすることが重要です。chmodchownコマンドを使用して、ファイルの権限を適切に管理しましょう。

    3. Fail2banの導入

    Fail2banは、繰り返し不正なログインを試みるIPアドレスを自動的にブロックするツールです。特にSSHや管理者ページへのブルートフォース攻撃からシステムを保護するのに役立ちます。SSHやHTTPアクセスのログを監視し、一定回数の失敗を検出した場合に、そのIPをブロックするように設定することができます。

    4. 強力なパスワードポリシーの設定

    すべてのユーザーアカウントに対して、強力なパスワードポリシーを設定することが重要です。パスワードは長く、複雑であり、数字や記号、大文字と小文字を組み合わせたものにしましょう。また、パスワードの定期的な変更を促すポリシーや、パスワードマネージャーの利用を推奨するのも有効です。

    5. ファイル監視システムの導入(AIDEなど)

    ファイルの整合性をチェックするツール(例: AIDE)を導入することで、重要なファイルやディレクトリが変更された場合にアラートを受け取ることができます。このツールは、システムファイルや設定ファイルが意図せず変更された場合に通知してくれるため、不正な改ざんを早期に発見できます。

    6. SSHポートの変更

    標準のSSHポート(ポート22)を使用すると、攻撃者に狙われやすくなります。SSHのポート番号を他のポートに変更することで、ブルートフォース攻撃の対象となるリスクを低減できます。設定ファイル(/etc/ssh/sshd_config)で、Portの値を変更して独自のポートを設定しましょう。

    7. IPv6の無効化

    IPv6を使用しない場合は、無効にしておくことでセキュリティリスクを減らすことができます。IPv6が有効になっていると、思わぬ脆弱性や攻撃の対象となることがあるため、使わない場合は無効にするのが安全です。

    8. Sudoログの監視

    sudoコマンドの使用履歴を監視することもセキュリティ強化に有効です。誰がいつsudoコマンドを実行したかを定期的に確認することで、不正な管理権限の利用や誤用を防ぐことができます。/var/log/auth.logファイルを監視し、権限の変更やシステム操作を追跡しましょう。

    9. 無効なネットワークサービスの停止

    システムにインストールされているサービスやデーモンで、使用していないものは停止または削除しましょう。特に、開いているポートやサービスが少ないほど、攻撃対象も減るため、不要なサービスを有効にしておくことはリスクを増やします。systemctlserviceコマンドで、不要なサービスを停止することが推奨されます。

    10. USBポートの制限

    物理的なセキュリティも重要です。特にUSBデバイスを使った攻撃から守るため、USBポートの利用を制限することも検討する価値があります。usbguardなどのツールを使用することで、信頼されたデバイス以外のUSB接続をブロックできます。

    これらの追加の設定を行うことで、システムのセキュリティが大幅に向上し、外部からの攻撃や内部の脅威に対してより強固な保護を提供できます。